フェチ杜ブログ

アダルトサイト管理人が日々のサイト運用のあれこれや気になる事などを備忘録的に綴っていきます

mixhost+wordpress+サブドメイン+AWS Route53でアダルトサイトを構築してみた

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既存のアダルトサイトは全てAWS+Wordpress環境で構築しているのですが、今回新たにサイトを立ち上げるにあたってmixhostで構築してみる事にしました。

経緯

経緯はこちら

上記の通り、色々と経験をしておいた方がよいだろうと思いmixhostで新規サイトを構築する事にしました。

構成としてはmixhostでSSL証明書の発行とWordpressサーバ構築、ドメインは取得済ドメインのサブドメインでDNSサーバはRoute53で運用します。

mixhostでのWordpressサーバ構築方法

1. mixhostの申し込み

1. 以下のリンクよりmixhostのwebページにアクセスします。
https://mixhost.jp/


2. mixhostのトップページが表示されるので、「今すぐmixhostをお申し込み」をクリックします。

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3. プラン選択画面が表示されます。

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お好みのプランと契約期間を選択してください。
※今回私はAWSとの比較の意味も込めて現在AWSで利用しているサーバスペックに一番近いプレミアムプランを申し込みました


4. 申し込みと同時にWordpressもインストールするか選択します。

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インストールする場合は「WordPressクイックスタート」「利用する」を選択し、

  • サイトタイトル」
  • 「WordPressの管理ユーザー名」
  • 「管理ユーザーのパスワード」

を入力してください。


5. 次にドメインを新規に取得するか取得済みのドメインを利用するかを選択します。

mixhost

今回私は既存のアダルトサイトに利用しているドメインのサブドメインでこのサーバを運用する予定なので、「取得済みドメインを利用する」を選択しました。

選択するとドメイン入力フォームが現れるのでドメイン名を入力「使用する」ボタンを押下します。


6. 最後に会員情報を入力します。

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入力が終わったら右上の「次へ」ボタンを押下してください。


7. 支払い方法の選択画面が表示されます。

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今回はクレジットカードを選択しました。

カード情報を入力し「お申込み」ボタンを押下します。


8. 注文確認画面が表示されます。

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これで申し込みが完了です。次にサーバの設定を行いますので「マイページへ」ボタンを押下し、マイページに進みます。

2. mixhost Control Panelへのアクセス

1. マイページが表示されたら画面真ん中あたりに表示されるドメイン名をクリックします。

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2. 左側の「cPanelにログイン」をクリックします。

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3. Control Panel画面が表示されます。

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初期状態ではオレオレ証明書(自己署名証明書)が発行されている様です。
ひとまずDNSレコードの設定がまだなので一旦この画面はこのまま置いておいて先にRoute53でDNSレコードを設定します。
画面右側に表示されている「Shared IP Address」がサーバのIPアドレスになります。

3. AWS Route53の設定

AWSアカウントは開設済みでRoute53のホストゾーンも作成済みの前提で説明します。

1. 以下のリンクよりRoute53にアクセスしログインします。

aws.amazon.com


2. Route53のダッシュボードから既存のホストゾーンの設定画面へ移行します。


3. 「レコードを作成」ボタンを押下しレコードのクイック作成画面を表示します。

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  • レコード名:使用したいサブドメインを入力します
  • レコードタイプ:Aレコードを選択します
  • 値:mixhostのControlPanelに表示されている「Shared IP Address」を入力します
  • TTL:すぐに反映させたいので60(秒)を入力します
  • ルーティングポリシー:シンプルルーティングを選択します

入力が完了したら「レコードを作成」ボタンを押下します。
※今回TTLを60秒に設定したので1分程度でDNSへの反映が完了します。


4. DNSへの反映が完了したら3で設定した「https://サブドメイン.ドメイン/」にアクセス

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mixhostの申し込みと同時にWordpressもインストールする様にしていたので、DNS設定さえ完了すればWordpressの画面が表示されます。

一応これでWordpressサーバ構築は完了なのですが、mixhostではDNSの設定が完了しドメインの確認が取れるまではSSLは自己証明が発行されるようなので、これを正規のSSL証明書に切り替えます。

3. SSL証明書の発行と利用

1. mixhostのControlPanelより「セキュリティ→SSL/TLS Status」をクリックします。

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2. SSL/TLS Status画面が表示されたら、該当のドメインにチェックを入れて画面上部の「Run AutoSSL」ボタンを押下します。


3. 30分程度で正規のSSL証明書が発行されます。

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上記の通り「プライマリ ドメイン(DV Certificate)」となればOKです。

総評

今回mixhostでwordpressを構築しましたが、感想としてはVPSやクラウドで1からサーバを構築するのに比べてめちゃくちゃ簡単に構築できました。

また、ただ単にWordpressが動くと言うだけでなくセキュリティ対策や速度チューニングも行われており本番運用にも十分耐えられる状態なので、本当にブログの運営だけがしたい場合にはうってつけだと思います。
(個人的にはWebサーバにLiteSpeedが使われている点がお気に入り)

ただ、サーバのroot権限は無いので個々の環境に合わせたセキュリティ対策やサーバチューニングはできず、PV数が増えた場合の対策は上位プランに乗り換える以外にないのですが、それはレンタルサーバ全般の制約なで特にmixhostが劣っていると言う事では無いです。

と言う事でmixhost良いです!全然アリです!!



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